2025年10月04日

【プレーリーダー実地研修に参加しました】

10月2日、埼玉県越谷市の「プレーパーク」に実地研修に伺いました。

越谷市では、平成25年度から市の事業としてプレーパークを実施しており、現在では週3回・合計11か所で移動式プレーパークを開催しています。自治体が制度として継続的に支えていることに、大きな意義を感じました。

https://www.city.koshigaya.saitama.jp/kurashi_shisei/kosodate/seisyonen/koshigaya_contents_play-park.html

今回研修したのは、一番古くから続く東越谷第七公園での活動です。

プレーパークが無い日はほとんど子どもが遊んでいない公園だそうです。

市が所有する「わくわくこしがやカー」から、さまざまな遊具や素材を取り出し、プレーリーダーと一緒に準備を行いました。天気や子どもの年齢層を想定しながら環境を整えていく姿は、まさに“遊びの環境づくり”そのものでした。

午前中は幼児と保護者の来場が多く、色水遊びが人気。草が茂って通りにくい場所には板を渡し、子どもたちが繰り返し行き来できるよう工夫されていました。

午後は放課後を迎え、小学生や幼児が次々と集まり、一気ににぎやかな雰囲気に。子ども同士で自由に遊ぶ姿、大人に声をかけてくる姿、プレーリーダーと大きな遊びに挑戦する姿など、多様な関わり方が広がっていました。

特に印象的だったのは、小学生が飛ばした風船が木に引っかかってしまった場面。棒やロープを使って皆で工夫し、試行錯誤する過程そのものが遊びになり、大人も子どもも大盛り上がりでした。

 

🔵保護者と子どもの声から

現場では、保護者からもたくさんの声を伺いました。

  • 「週1回でも思いっきり遊べる場があるのは本当に助かる」
  • 「家ではつい“ダメ”と言ってしまうけれど、ここだとおおらかに見守れる」
  • 「集中して遊ぶ姿を見るのは久しぶり。体をたくさん動かせて嬉しい」

学校に通っていない子の保護者からも、「久々にいきいきと遊ぶ姿を見た」との感想を聞きました。

遊び場は単に身体を動かす場にとどまらず、保護者の安心感や子どもの自己肯定感にもつながっていると感じました。

 

🔵プレーパークから学んだこと

今回特に強く学んだのは、プレーリーダーの役割です。

プレーリーダーは「遊びの専門家」ではなく、子どもが自由に遊ぶ環境を整える人。観察し、仮説を立て、必要なタイミングで環境や関わりを調整する姿勢は、教育や子育てにも通じる大切な視点でした。

「何をしてもいい」という自由な空気の中で、子どもたちは集中力や創造力を存分に発揮し、保護者にとっても安心して見守れる居場所となっていました。

 

🔵板橋区での可能性

板橋区でも、こうした安心で自由な遊びの場を早く実現したいと改めて感じています。

プレーパークは“遊び場”というより、子ども・保護者・地域の人々が緩やかにつながる居場所です。異年齢が交わり、家庭や学校以外の「第三の場」として機能することは、これからの地域に欠かせないものになると確信しました。

今回お世話になった、NPO法人越谷にプレーパークをつくる会の皆さま、貴重な学びの機会を本当にありがとうございました。

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