2025年08月05日

五十嵐市長から学ぶ、つくば市の子ども・教育施策

8月4日は、学びの多様化議連でつくば市を訪問し、五十嵐立青市長と担当課の皆さまより、
子育て支援・教育・若者支援に関する幅広い政策について、丁寧なレクチャーをいただきました。

五十嵐市長の言葉から印象的だったのは、
・ともに創る
(市の職員も民間の方々も共に子どもたちを支えるパートナー)

・一人ひとりが幸せな人生を送るために教育がある
(教育大綱の最上位目標になっています)

目の前の子どもたちのために、県費・国費が無くてもつくば市独自で予算を捻出して実現しています!

🔵不登校支援の先進モデル
・市立全50校に校内フリースクールを設置
(毎日利用可能)
・ 支援員・補助員を各1名ずつ配置し、丁寧に伴走
(毎日いつもの教員以外の大人がいることがすごい!)
・民間フリースクールへの月謝補助(通学者2万と事業者向けに2万)もあり、月額負担がほぼかからずにフリースクールへ通うことができます!

子どもたちがどんな形でも学べる環境を整えています。
対面でのコミュニケーションを取れる方法に重きを置いていて、
オンラインについては少し懐疑的な印象を受けました。

🔵行政体制の強化とスピード感
市役所職員との距離の近さに驚きました。
職員も本音で五十嵐市長に向き合っている様子がわかりました。

「市長の要求スピードが早すぎて、考える時間が少ない」
と言った職員からのお話も。

特に教育・子育て施策に関しては教員や保育士・保健師など専門職の方も多いので、スピード感を持って対応するためには、事務職を増やして欲しいと職員から要求することも。
そこはしっかり補填がされ、軌道に乗ったそうです。

🔵多様な子どもを支える注目の環境
・自閉症・情緒学級が全校にある(165学級)
(通常級との行き来・交流も盛ん)
・読み書き対応Tsukubaモデル
(読み書きが困難な子どもたちの早期発見・サポートが可能)
・合理的配慮の方法の積極運用(ロイロノート、インタラクティブスタディ、スタディノート10の活用)

その他、若者支援についての課題感や困難家庭の状況把握のためのシステム開発のお話など
とても学び深い時間となりました。

最後に、五十嵐市長が政治を志すことになった言葉を紹介します。
ヨハン・ガルトゥングの「構造的暴力」
社会構造に組み込まれた不平等な力関係、経済的搾取、貧困、差別などが、人々に危害を及ぼす状態を指します。これは、直接的な暴力とは異なり、目に見えにくい形で存在し、社会システム自体が暴力的な状態を生み出す。
この解決のために自治体の力が必要。

とのこと。
深く共感しました。
自分の中でもしっかり持ち続けたい理念だと感じました。

子ども・若者が安心して自分らしく育ち、学べる社会をどうつくるか。
板橋でも取り入れていける視点をたくさん学びました。
ご対応いただいた皆さま、ありがとうございました!