2024年03月11日

補正予算総括質問を行いました。

2月27日(火)に補正予算特別委員会において総括質問を行いました。

今回は、プレーパークをテーマにしました。

 

 

1. プレーパークの概要と意義
プレーパークは冒険遊び場の総称です。
-プレーパークは子どもたちが自由に遊び、自ら育つ環境を提供するものであり、地域と共につくり続ける屋外の遊び場のことです。

質問①

板橋区のパークマネジメントガイドラインには、プレーパーク実現に向けた人材の掘り起こしを行いますと記載されています。進捗とプレーパーク設置についての課題をお聞かせください。

回答①

現時点では、プレーパークを行える団体、個人は区内にはいない状況です。

まずは子どもたちを自由に遊ばせたい気持ちを、その主体となって活動したいという機運を育てる取り組みを公園や子ども、教育など様々な施策の中で展開できるように努めていきます。

 

2. プレーパークの設置に向けた課題
プレーパークを実現するためには、人材の確保や場所の確保が重要であると指摘しました。
-他自治体の事例を参考にしながら、プレーパーク運営に必要な人材の育成や地域の支援体制について問題提起しました。

質問②

プレーパークをやりたいという人や地域の声が出てきた場合には、区としてどのような支援対応ができるのか伺います。

 

回答②

希望する活動が出来る場所、エリアの紹介が第一歩。一般の方が誰でも利用できる公益性が認められれば、イベントの案内や制度上の取り扱い、施設の改良などの支援も可能であると考えている。

 

3. プレーパークの実施状況と板橋区の取り組み
東京都内のプレーパーク実施状況を説明し、板橋区がプレーパークを実施していない現状に言及しました。東京都内で令和5年度に開催していないのは、板橋区、中央区、千代田区、台東区のみです。

月1開催などの常設ではないプレイパークから実施していったらどうか提案しました。

質問③

板橋公園での常設ではないプレーパーク設置に向けての区の見解を伺います。

 

回答③

板橋公園では実施したワークショップやヒアリングでも焚き火や木登りができるプレーパークなどの、子どもたちが自由に遊べる場所を求める声がありました。

板橋公園の再整備の中では、冒険性の高い遊び場や自然体験のイメージを提案することにしているが、実施主体の存在が不可欠。地元のイベントからプレーパークに発展させていくなど、民間の知見も入れながら、地域とともに目指していく。

 

4. 子どもの意見を反映した遊び場作りの推進
東京都の取り組みである「子どもの意見を反映した遊び場づくりの推進事業」に言及し、その活用を提案しました。

区の取り組みと今後の方針について、子どもの声を反映させた遊び場作りに積極的に取り組むことの重要性を強調しました。

 

質問④

都の事業なども活用して、子どもの声を反映させた遊び場づくりにされに積極的に取り組むべきと考えますが区の見解と今後の方針を伺います。

 

回答④

子どもの声を聞く機会を今後も作るとともに、国や東京都の補助を活用しながら、子どもの遊び場、居場所の充実に向けて検討を進めていきます。

 

 

板橋公園での実現が一番近道のように感じましたので、整備内容をしっかりと注視していきます。