2024年01月30日

文京区へ不登校支援の視察へ伺いました。

文京区教育センターへ、不登校支援の取り組みについて視察へ伺いました。
日本維新の会の小野ゆり子さんにお誘い頂きました。

文京区では、NPOと連携してオンライン学習や、メンターとの面談が可能なメタバース空間(room-K )を提供しています。令和5年度から始まり、利用者は今年度は小中学生で6名。今後は利用者が増える見込みとのことです。

(room-K画像 HP参照)

その他、不登校支援として、中学校内での居場所事業・小3から中3まで通えるふれあい教室事業(板橋のフレンドセンターと同事業)を行なっています。

板橋区でも中学校3校で校内居場所事業のモデル事業が行われていますが、文京区は10校でモデル事業を行なっているとのこと。基本的には予約制ではなく、6時間ほど開室です。

🟡板橋区実施校

志村第一中学校

志村第四中学校

赤塚第三中学校

 

子供たちの不公平感を払拭するために、メタバース、学校内の居場所を利用するにも、まずは先生や学校長と話し合いを行い、利用許可を得ることが必要とのことでした。
なので、学校には行けるけど、教室にはちょっと気が進まないから、今日は別室で勉強しよう!
といった使い方は出来ないそうです。

確かに許可なく利用できたら、五月雨式に教室にいかない学生が増える可能性も考えられます。
でも、自分が当事者だとしたら、許可など関係なく、辛いなと思ったら別に居場所があってそこで学びが継続できる、、という形の方が良いなと感じます。
制度を作るのは難しいですね。

フリースクールについても、学校長の許可、そして運営者からの報告書提出によって出席と認めているケースが大半とのこと。
この点は板橋区ではもっと理解を進めていきたいところです。

多様な学びが当たり前のように出来る教育現場に少しでも近づいていくよう、勉強と提案を進めていきます。