くまだ智子区議をお誘いして、中野若者会議の報告会へ伺いました。
中野区ではハイティーン(中高生)会議と、若者会議(18歳から39歳)が連携して実施されていることが1つ特徴です。
若者会議のメンバーがメンターとしてハイティーン会議のお手伝いもしています。
今回のテーマは4つで
⚪︎中高生の居場所
⚪︎情報発信
⚪︎多文化共生
⚪︎環境(エコジョイ)
についてでした。
初めの区長の挨拶はとても新鮮でした。
普通は形式的な挨拶が多いと思うのですが、酒井区長と運営側、若者会議メンバーとの距離感の近さにびっくりしました。
メンバーに後で聞くと、街で会えば何気なく話をしたり、なんでも気軽に相談できる間柄なのだそうです。
酒井区長はじめ、メンバーからも中野愛が伝わってきてとても和やかな会の様子でした。
行政側は、区長、担当課長が参加され、発表後にはフィードバックの時間も確保されていました。
また、区長とともに挨拶をされた、両角達平さん(たっぺいさん)のお話の中で、
今回の若者会議が民主主義の出発点というお話もあり、これからの発表にとてもワクワクしました。
基本的には、若者会議は5ヶ月の期間で実施されます。月1でMTGを行い、その他の時間でもzoomでそれぞれの都合の良い時間帯で話し合っていたそうです。
・担当課へのヒアリング
・区内フィールドワーク、調査
・先進事例の調査
など、中野に根差した調査を行い、中野をより良い街にするための提案でとても素晴らしかったです。
また、参加者への工夫もありました。
まず、質問ごとに「リアルタイムアンケート」が実施され、参加者の意向が確認できる仕組みがありました。そして、発表者との歓談タイムもあり、感想やメッセージを直接伝えられる時間も確保されていました。
全ての発表が私もとても勉強になったのですが、特に情報発信については私も同意する部分がたくさんありました。
中野区も板橋区と同様、公式LI NEを開設していますが、登録者数が、人口の4〜5%ほどです。
先進的な渋谷区、福岡市と比べると差が開いています。
先日のブランド推進特別委員会でも提案しましたが、LINEで全て完結する仕組みについて同じように提案されていたので、若者の価値感(一応私も39なのでギリ若者笑)と同じだったことが安心しました。
また、情報収集拠点の必要性、発信専門職の必要性についても私も提案した内容でしたので、やっぱりそうだよね、と確信しました。
発表の中で若者が提案するだけでなく、これからも担い手として区と一緒に考えていきたい!という心強いメッセージがどのグループからもありました。
住んでいる街を自分たちの手でよくしたい!と思ったときに、行政側とも連携できる関係であることはものすごいパワーを生み出すと思います。
板橋区ではまだまだ足りない部分が多いですが、区に提案もしながら、自分の住んでいる地域から意識醸成していきたいと思います。私も板橋区で、若者たちと共に取り組みを進めていきたいと思います!
若者会議の皆さん、素敵な発表でした!ありがとうございました。
報告会の内容は後日中野区HPに掲載されるそうです。
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