舟渡小では、「自分から動ける子ども」に力を入れていると感じました。
自らやってみたい!と思う力は、何よりも大きな力になりますよね。
朝の挨拶活動もその1つ。
元々は、5、6年生の児童委員が行っていたそうですが、今では、1年から4年も自分たちでやりたいという希望があり、当番制で行っています。
校長室の前には、校長先生へのお手紙ポストがあります。
この内容については全校集会や、お手紙などで紹介しているそうです。(もちろん個人の悩みなどセンシティブな内容は非公表)
最近では、学校でこんなことをしてみたい!という提案も学年を問わずあるそうです。
採用か非採用かは校長先生自ら理由も含めて伝えてもらえます。
1月には、2年生からの提案で能登半島地震の際に募金活動を行なったそうです。
生徒からはじまった取り組みですが、最近は先生や、保護者の方からも自主的な提案があるそうです。学校が自分が挑戦できる場所になるというのはとても意義深いと思います!
校内の居場所についても積極的な取り組みがありました。
校内居場所は舟渡のFをとってfーyouthと名付けられています。
「学校に来てから」、「学校の中で」児童一人ひとりの居場所を考え提供できるように運営しているそうです。
校長室、図書室、ステップアップ教室、地域連携室、空き教室など
を活用しています。校内様々な場所でクールダウン、おしゃべり、勉強など児童それぞれの事情に合わせて活用されています。(月・水の午前中は地域ボランティア常駐、)
校長室には、児童がリラックスできるように遊べる道具も少し置いてありました。
校長室への敷居が低いっていいですよね。
千葉工業大学の大学院生、研究室と連携して、従来の普通教室タイプの学校での空間活用、リラックススペースの設置を研究を行っているそうです。
こういった外部機関との連携は先進的です。
子ども食堂を学校内で開催されています。運営はあいキッズの業者さんです。
月に朝ごはんを2回、夕ごはんを2回開催しています。
朝ごはんを子ども食堂で食べて、そのまま校庭開放で遊んでから、教室に向かう
ということも出来るそうです。
夕ごはんは、志村五中の学生さんに勉強を教えてもらえる時間もあるそうです。
会場は、校内のクラブハウス。地域の方に利用いただいている場所です。
様々な校内での取り組みをしることが出来ました。子どもを真ん中に考えたときに
学校に何が必要か、また地域の方々との連携の理想事例を知れて大変勉強になりました!
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