昨日は五十嵐やすこ議員と一緒に、区立舟渡小学校へ朝の校庭開放の視察へ伺いました。
17学級464人が在籍しています。登校班はなく、各自が8時20分までに登校が学校のルールです。
舟渡小学校では先生が中心となって朝の校庭解放を8時から8時15分で行っています。
これを聞くと、先生の働き方改革は?と思われる方もいるかもしれません。
変則勤務になっていて
当番の方は8時〜4時30分勤務
非番の方は8時15分〜4時45分勤務
で運用しています。
また不公平感がないように、朝の校庭開放、中休み、昼休みを交代で先生が校庭の様子を見守る体制をとっています。
現校長が一昨年に赴任してきた当初は、けんかも多く、教室から出てしまう子どもなど「エネルギーが溜まっている様子」が見られたそうです。
そのため、令和4年7月から安全に遊ぶためのルールを子どもたちと考えながら朝の校庭開放がスタートしました。
当初はコロナ禍だったこともあり、在宅勤務の保護者も多く、保護者にも見守りをお願いしていたそうです。
見学時、校庭では150人弱の子どもたちが元気に目をキラキラさせて遊んでいました。
リレーをしたり、鬼ごっこをしたり、柔らかいボールで遊んだりとても楽しい様子が伝わってきました。朝起きるきっかけになっているお子さんもいるそうです。
朝、しっかり体を動かすと、その後落ち着いて勉強に取り組むことが出来るというデータもあります。
不登校のお子さんも少なく2人でした。
8時15分のチャイムがなると、みんな区切りをつけて教室に向かっていました。
校内の居場所や、子どもたちの声を聞く仕組みも大変素晴らしかったです。
板橋区にこういった取り組みをされている学校があることがとても嬉しく、学校によって地域の方など様々な運営方法になるとは思いますが、この流れが広がってくれると良いな、と本当に思いました。
朝早くから、ご対応頂きました枡田校長先生、学校の方々、心から感謝いたします。
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