先日は、豊島区こども会議の意見発表会を傍聴しに伺いました。
豊島区議会の議場でこども会議が開催されました。
豊島区では、子どもの権利に関する条例に基づき、子どもの意見表明権の確保を図る目的で
開催されています。
https://www.city.toshima.lg.jp/231/2101121555.html
豊島区在住の小4〜中2までの25名の方が参加し、3つのテーマで報告していました。
①池袋東口の駅前広場の形と楽しい使い方について
②こどもたちが大人になってもいつまでも当たり前にスポーツを続けられる豊島区へ
③ヤングケアラーについて知ろう、広めよう
また全員へのテーマ設定として、「10年後の豊島区をどうしていったら良いか」
というお題も出ていました。
区長からの冒頭挨拶の中では、こどもたちも一員となって一緒に考えていきたいというメッセージ。
ここに参加したことがゴールではなくて、学校に地域に、お友達に繋げていってほしい。
そのための材料。ここでいったことを持って帰って、子供たちのいろいろな意見が言える環境を作っていってほしい。
という話があり、とても感銘を受けました。
板橋区もこういう姿勢になって欲しいとも。
グループごとにファシリテーターとして担当課が入ることで、こどもの意見も重視しながらも実現性のある提案が数多く聞くことが出来ました。
特にスポーツについては参加者全員が、
「自由に運動できる場所が少ない」と訴えていることをあげて、
ボール遊び場について、私も以前に視察に伺った船橋市のように、公園ごとにルール決めやエリア分け、時間設定などを詳細に設定することで、もっとボール遊びが出来る環境が整うのではないか、という提案がありました。
これに対して、担当課から、前向きに検討していくという回答があり期待が持てます。
こどもたちにとってもこの場で終わるわけでなく、一緒に政策を考え実行するパートナーとして豊島区と関わることが出来る貴重な機会ですし、主権者教育にもつながると思いました。
参加された皆様、大変お疲れ様でした!
少しでも板橋区に持ち帰り、こどもの意見表明について実現していきたいと思います。
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