2024年08月02日

産後ケアの勉強会に参加しました。

先日は、産後ケアに実際に従事されている方からお話を伺える勉強会に参加しました。
産後ケア、板橋区でも宿泊型が令和6年4月から開始になっています。
通所・宿泊・訪問の3パターンがありますが、利用者は10%ほど。

通所・宿泊が、最長で6ヶ月未満のお子さんが利用が可能です。
やはり、寝返りが始まると難しいというケースが多いそうです。
一方で訪問は、1歳になるまで利用ができますが、訪問なので、ゆっくりお母さんが寝るということは、難しく、指導や相談業務になる傾向です。

6ヶ月を超えて、ゆっくり休みたいお母さんは預け先がないのが現状です。
(お子さんのショートステイは2歳から)
夜泣きで大変な子もいますし、一日中目が離せない状態になるので、むしろ休養が必要なケースもあります。
今回は、小児科の併設として1歳まで利用できる産後ケアハウスぽかぽかを運営している米倉先生のお話を伺いました。
保健師さんとの連携が希薄になっていることを危惧して運営されているそうです。
助産師さんのほかにも、遊びの提案が出来る保育士さんも配置されています。専門家の人数も多いこともあり、95%の利用率でも赤字になっているそうです。
委託費の課題についても確認出来ました。

次に申し込み方法について。
現在の板橋区の申し込み方法は電話が主です。
病児保育もですが、利用推進のためにはDXが不可欠だと思っています。
産後ケアのウェブ予約はトライアルで開始20分で満室になったほど、利用率が上がったそうです。今後も提案していきます。

今回の学びを区にも提案していきます。
産後ケア利用されたことのある方もない方もぜひご意見お聞かせください