2024年08月02日

川崎市子ども夢パークの視察へ

4ヶ月ほど前に子どもと一緒に遊びには行っていましたが、この度、所属する全国若手議員の会の視察で伺うことが出来ました。ちょうど夢パの21周年の日ということでした!

暑い日でしたが、夢パーク内ではミストもあり、井戸水を使ったウォータースライダーで楽しんでいました。

併設されるNPO法人フリースペースたまりばの西野理事長からお話を伺いました。

川崎市では、子どもの権利条約が全国で初めて制定された自治体です。その条約の具現化のために2003年オープンしたのが、川崎市子ども夢パークです。
その当時は、川崎市では不登校の子どもたちも増えていて、不登校支援という側面。
一方で、いわゆる「荒れた」中学生が多かったそうで、その子たちの居場所としても作られた場所です。

前例がない中で、市役所の職員の方、西野さんはじめ民間の方々のベクトルが同じ方向を向いたことで実現できた施設であることが良く分かりました。

フリースペースたまりばでは、平日も含めて毎日お昼ご飯を子どもたちも一緒に作って食べます。
視察中も料理のとても良い香りがしました。子ども食堂の前身と言われています。
このフリースペースでは、教育委員会や学校との連携も出来ていて、学校の出席扱いにもなっているそうです。

夢パークでは、周辺町会との連携も盛んです、災害時にも役立つように子どもたちも一緒に火おこしからして炊き出しをすることもしています。
プレーパークを防災の観点から推進するというのも新しい視点でした。

とても学び深い時間でした、ありがとうございました。
子どもたちの本当に安心できる場所、板橋区でも実現していきたいです。