先日は、小2の息子と一緒に、国際視聴障害者援護協会主催のイベントに参加してきました。
目の見えない当事者の方々が、5つのブースで体験を企画していました。
全国には30万人ほどの目にハンデのある方がいらっしゃって、そのうちの8割は弱視の方だそうです。日常生活の補助となるものも様々知ることが出来ました。
・点字体験
初めて、点字を打ちました。法則があるのですが、打つ方向の裏側を指で読むので、両方覚えるのが大変なのだそうです。
・音と指を使う体験
時計や、計測器、シャンプーなど、目の見えない人でも日常生活を送るための工夫を知ることが出ました。
・見やすさ体験
コントラストがはっきりしていると見やすいことを知りました、黒バックで、白文字は見やすいそうです。また電子拡大鏡の存在も知りました。
トイレの表示を最近はオシャレなものが多く分かりにくいけれど、公共施設などははっきりと分かり易いものの方が助かるというお話も伺いました。
・白杖体験
息子が杖を持たせてもらって体験しました。腕を貸す時の注意点なども知ることが出来ました。
・スマートフォン体験
専用のアプリを入れることで、音声でLINEの送受信が出来るそうです。
また、買い物に行く際に、何のパッケージかかざすだけで読み上げてくれる機能アプリを教えてもらいました。
でもまだまだ正確性に欠けることが多いそうなので、売り場で困っている方がいたら、積極的に手助けしてほしいというお話がありました。
1時間ほどでしたが、とても有意義な体験でした。
規模を大きくするのは、難しいかもしれませんが、ぜひ多くの子どもたちにも、目の見えない人の生活を知ってもらって、どうやってサポートが出来るのか考えるきっかけにしてもらいたいと思いました。
援護協会の皆さま、ありがとうございました!
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