2024年03月28日

色々な学び方

昨日は、私の大学時代の友人が開催している、ネイチャークラブに長女・次女と一緒に参加をしてきました。

フィールドは神奈川県葉山町の葉山御用邸近くの磯です。池袋から電車とバスで1時間30分で到着です。
私もとても好きな場所で何度か遊びに行っています。

今回は春休み期間中ということで、葉山町にある、オルタナティブスクールに通う小学生の子ども達も一緒に活動しました。

オルタナティブスクールとは↓

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230214/k10013974021000.html

 

「自分のどまんなかで生きる」力を大切にしている学校の生徒さんたちです。

さすが、普段から、海をフィールドに学んでいるだけあって、磯の歩き方、生き物の探し方がとても上手でとっても生き生きとした顔で活動していました。

娘たちも徐々に慣れて、次女はヤドカリを取るのに夢中になっていました。

生き物に大切に触れてほしいという願いから、このクラブでは、軍手はつけずに素手で生き物を触ります。

 

活動には、生き物博士のスタッフもいて、私からは同じ種類に見えるウニや、ヤドカリ、なまこ、などの種類を教えてくれました。
最近では南国に生息しているウニも確認されるようになったとのこと。
そこから、温暖化の話もでてきました。
観察をさせてもらった後は、もとの磯の場所に返します。

 

海岸に打ち上げられていたワカメを1つ拾って、みんなで試食しました。
茶色が緑色に一気に変わります!
とっても美味しくで、娘もたっくさん食べていました。

 

海岸では、漁師さんが、海でとってきたワカメを干していました。
昼間には乾燥してカサカサという音がしていて、娘がとても注目していました。

 

今回のフィールドの一色海岸は、世界の厳選ビーチ100にも選出されている海岸です。

それでも海洋プラスチックがたくさん。

小5の女の子が、「プラスチック本当に多いよね・・」

プラスチック問題も学べました。

https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/eye/20230705.html

 

板橋区では、不登校生徒が過去最多であるということが、今回の予算審査でも話題に上がっていました。

区としてはスクールソーシャルワーカーを増員して、個別対応を強化したり、学校内の居場所を充実させていく方針です。

その方針自体はとても良いことだと思うのですが、学校に足が向きにくい子どもも大きく2パターンに分けることが出来ると思っています。

 

⚪︎学校には行きたいけど、足が向きにくい、どう過ごしたら良いか分からない方

⚪︎学校には行かないと決めて、その他の場所で学びや体験をしたいと願っている方

 

個別の支援が必要な分、ソーシャルワーカーの引き出しも多くないといけないと思うのですが、学校のソーシャルワーカーはフリースクールの情報などの提供は出来ないそうです。

私はその考え方には疑問があります。

 

いわゆる「学校」に通うことが良いという価値観から

公立学校だけではなく、自ら選択して、オルタナティブスクールや、フリースクールなど

子どもたちが主体的に学び体験できることが当たり前になることを願っています!

 

私もこれから知識を深めて行きたいと思います。