10月18日(土)・19日(日)、板橋区の四大イベントのひとつである「区民祭り」が開催されました!
秋晴れの空の下、会場は多くの来場者でにぎわい、町会の神輿や各地の物産展、キッチンカーなどが軒を連ね、いたるところで笑顔があふれていました。
その中でも、私は子どもたちと一緒に「絵本のまちひろば2025」を中心に楽しませていただきました。

「絵本のまち板橋」の魅力がぎゅっと詰まった空間
会場は板橋第一中学校の体育館。
入口では、人気絵本作家ヨシタケシンスケさんのイラストが描かれた【移動図書館車】が来場者を出迎えてくれました。とても可愛らしく、子どもたちにも大人気!

🔵絵本と“ものづくり”のまち、板橋
板橋区は、実は絵本の印刷や製本に関わる企業が多く集まる地域。
区内産業のうち約3割が印刷・製本関連業で、絵本を支える“ものづくりのまち”でもあるんです。
今回のイベントでは、私も大好きな絵本「こんとあき」の“こん”のぬいぐるみに会うことができ、とても嬉しいひとときでした。
また、東京家政大学 造形表現学科のみなさんによるワークショップでは、大村製本さんから提供された製本端材を活用して、子どもたちが自由に作品を作る体験コーナーも開催されていました。
「読み・見る・つくる」が一体となった空間に、大人も子どももワクワク!
ウィンメルブックプロジェクト、進行中!
今回のイベントでも紹介されていたのが、板橋区が取り組む「ウィンメルブックプロジェクト」。
ウィンメルブックとは、文字のない絵本のこと。絵だけで構成されており、読み手が自由に物語を想像できるのが魅力です。
現在、板橋版ウィンメルブックの制作に向けて、みなさんの「エピソード」や「日常の情景」「物語の種」を広く募集中とのこと。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScsSdzJtXjzSRgKSzBO4bzQrOqeT5_mHBuj47G6JNOjitcf2w/viewform
鎌倉市や湘南エリアでも取り組まれたこのプロジェクト。

「自分たちのまちの日常」が絵本になるなんて、素敵ですよね。
🔵子どもたちの感性を育む、まちの力
「絵本」は、単なる読み物ではなく、
子どもたちの想像力やことば、感情を豊かに育む大切な文化資源です。
板橋区の「絵本のまちいたばし」戦略は、
ものづくり企業との連携、大学との共同制作、子育て支援施策とも連動しながら、これからのまちづくりの柱のひとつとして広がっていく可能性はありますが、まだまだみなさんに浸透していないのが実情です。
ぜひみなさんからのご意見いただけたらと思います!☺️
会場でお世話になったすべての関係者のみなさま、素敵な空間をありがとうございました!
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