利用者の保護者の方とけん玉を練習したことがご縁で笑
北赤羽駅前にある滝野川学院の見学をさせてもらいました。
小中高約90人のお子さんが在籍しています。板橋区のお子さんも約3割ほどいらっしゃいます。
代表の豊田先生はもともと三重の通信制の学校で先生をされていて、6年前に開校したフリースクールです。豊田先生は板橋区教育ビジョン2035検討委員にも選任されている方です。
生徒と先生の距離も近くて、大きな家族のような本当に素敵な場所でした。
私が見学していた時も、中2の時に通っていた生徒さんが大学合格の報告に来てくれていたり、まさに子どもたちにとって宿り木のような大切な場所になっているんだなと感じました。
そして、「子どもたちには自ら進んでいける力を誰しもが持っていて、前に進めるようになるまで見守り寄り添う姿勢」が素晴らしかったです。
様々な特徴がありましたが大きく5つ
🔵利用料が良心的
通うことがハードルにならないように、経営努力もされながら、フリースクールの中ではだいぶ安い料金設定になっています。週1日登校コースと週5日登校コースの差額も少なく、たとえ行けないことが多くてもそれが失敗体験とならないように工夫がされています。
学校に行ってから来るお子さんもいるそうです。
🔵不登校当時者だった方がスタッフとして働いている
豊田先生が三重の通信制学校で担任していた当事者の方など、豊田先生と信頼関係のあるスタッフの方が多くいます。当事者の気持ちもわかる中で安心できる環境が作られています。
🔵不登校を克服した後のための学習塾がある
学校復帰をしたフリースクールに通っていた生徒が通える塾を経営しています。
これがあることで、学校復帰しても、少し話を聞いて欲しい、充電したい時にフリースクール時代のスタッフと話をすることが出来ます。もちろん塾なので勉強も出来ます。
🔵決まったカリキュラムがないこと
自分が興味関心のあることにとことん向きあうことが出来ます。
北赤羽駅に拠点が3箇所あることで用途によって行く場所を変えることが出来ます。
(音楽・読書・ゲーム・勉強・料理など)
ネイリストを目指している中3の女の子に10年ぶりにネイルをしてもらいました!
ネイルしてもらっている間もたくさんの生徒さんが話かけてくれて、私自身もとても楽しかったです。
🔵野球ライフコースがある
豊田先生がガチの野球球児だったこともあり週2回野球クラブの活動をしています。
野球をすることから人生を豊かにしていくという方針のもと、小学生から高校生まで幅広い年代の方が参加しています。
見学させて頂いて本当に良かったです。
北区ではある月1万円の助成金が無かったり、板橋区の課題も伺えたので、議会で提案していきたいと思います。
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