2023年06月16日

第2回定例会 一般質問概要

こんにちは、大野ゆかです。

6月8日(木)に一般質問をしましたので、概要をお伝えします。

録画視聴も出来ますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

http://itabashi.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=1311

初めての一般質問、原稿があるとはいえ、とっても緊張しました(;’∀’)

 

私は子育て世代目線で2項目に分けて質問をしました。以下、質問の概要と回答概要を記載します。

はじめてのこともあり、今回は分割質問を行ってみました。

大体の方は、一括質問を選ばれます。一括質問は、質問者が全部質問をした後に、回答者も一気に回答するというスタイルです。

自分が一般質問を傍聴した際に、質問が多いと全部を覚えきれないということがあったので、今回は分割質問にしてみました。

 

1.子どもの遊び場と公園について

(1)板橋公園の再整備について

(2)プレーパークについて

2.子どもとICT化について

(1)小学校でのICT教育について

(2)イベント申込のオンライン化について

 


 

1(1)板橋公園の再整備について

交通公園の名で親しまれている、板橋公園の再整備について質問をしました。

板橋公園は、朝はゲートボール、昼は保育園のお子さんたちのお散歩コース、夕方は放課後の遊び場として乳幼児から小学生まで多世代の方々に愛されている公園で、私もヘビーユーザーです。

担当課から令和7年から最長で2年間公園が全面閉鎖されて利用が出来ないという説明を受けて、その間、ただでさせ遊び場が少ない大山地区において遊び場の確保について、危機感を感じたため質問をしました。

 

質問

「大山駅周辺地区の市街地再開発事業が今後さらに進み、住民の増加が見込まれる中、板橋公園の再整備で公園が利用できなくなるが、遊び場の確保をどう考えているか見解を伺います。」

 

回答概要

「出来るかぎり全面閉鎖ではなく、公園機能の確保に配慮しながら再整備を進めていく」

 


 

今回、板橋公園ではパークPFI等の民間活力を導入しての公園再整備が計画されています。

パークPFIは飲食店や売店などの施設の設置を行い、その施設での利益を得ることが出来る業者を公募により選定できる制度です。

この利点は、3点あると考えています。

①従来公園での営業活動が10年だったものが、20年まで継続できること

②公園内での建ぺい率の緩和を受けることができる

③飲食店や売店などの施設を民間負担で建設できる

 

私は、板橋公園の立地柄、採算性が取れにくいのではないか。また採算性を取るために乗り物等が有料になってしまっては本来の板橋公園の良さがなくなってしまうのがとても心配なため、以下のような質問をしました。

 

質問

「パークPFI等の民間活力の導入を検討していますが、採算性など事業成立する見込みについて見解を伺います。」

 

回答概要

「参入対象業者にサウンディング調査を行った結果、板橋区の中でも板橋公園は上位になっている。民間業者の参入は十分考えられる。民間活力が発揮できる条件を整備の上で公募することによって成立が見込める」

 


 

公園の再整備の、方向性については子どもも含めて、世代を超えて話し合い、利用者の声がしっかり反映される仕組みを作ってほしいという考えから、他区の成功事例もお伝えしたうえで以下の質問をしました。

 

質問

「板橋公園の再整備を計画する中で、第3者のファシリテーターが入り、世代を超えて公園でできることを話し合うワークショップを開催することは可能か見解を伺います」

 

回答概要

「世代を超えてのワークショップはこれから複数回開催予定である。利用者の声をしっかり反映し合意形成を進めていく」

 


 

1(2)プレーパークについて

私はプレーパークが好きでよく子どもと一緒に遊びに行きます。

ダメな遊びなどの制約がなく、子どもの自由な発想で遊べる空間は、本当に貴重であると感じます。

板橋区でもぜひ実現してもらいたいと考えているので、以下の質問をしました。

 

質問

「板橋区パークマネージメントガイドラインにも記載がされているプレーパークの設置について取組状況について伺います。」

 

回答概要

「プレーパークの担い手になるボランティア団体の受入れや人材の掘り起しに注力してきたが、現時点ではいない状況。引き続き人材の掘り起しについて注力していく。」

 


 

2(1) 小学校でのICT教育について

私の小1の息子も5月にタブレットを受けとってきました。タブレットといってもノートパソコン!!想像と違うし、重量もあるしびっくりしました。

機種は、Chromebookで質量は1.3㎏です。

これを毎日持ち帰ります。ランドセル、教科書と併せると約4㎏です。これに水筒が基本セット。

実は板橋区の区議会では、昨年度もこのパソコンの運用について議論が重ねられていて、

・宿題で使用しない教科書については置き勉OK

・ランドセルではなくリュックサックでの通学もOK

となっています。

置き勉は、先生からの働きかけもあり、だいぶ徹底されていますが、それでも宿題や連絡帳、筆箱などの基本セットがあり、4㎏以下にするのは中々難しいのが現状です。

新しく小学校に入学する保護者の方が情報を得て、考える選択肢を増やすという意味で以下の質問をしました。

 

 

質問

「新小1の保護者になるべく早いタイミングで、

・通学はランドセルだけではなくリュックサックも可能であること。

・パソコンは小1から毎日持ち帰る運用となっていて、パソコンの重量も記載すること。

この2点について新小1の保護者の方々に周知して頂くことは可能でしょうか。

また、リュックサックの場合、小1がつける安全カバーについての対応についても見解をお聞かせください。」

 

回答概要

「教育委員会や学校ではランドセルの指定はしておらす、リュックサックの使用も保護者の判断にゆだねている。安全カバーもの代用品の有無についても保護者の判断にゆだねている。今後、リュックサックの効果的な周知のために区のHPや新入学案内での案内を検討していく。」

 

※ちなみに普通のリュックだと重心が一点に集中してしまって逆に重く感じたお子様もいらっしゃったとママさんから伺いました。こういった形のしっかりとあるランリュックがおすすめかもしれません。私も長女向けに検討中です。

 


 

授業や学校行事などでのパソコン活用について教員・学校ごとで差が顕著であることについて質問をしました。

せっかく毎日持参しているのに、活用されていない様子をみて疑問に思っている保護者の声も併せてお伝えしました。

 

質問

「ICT活用について学校ごとや教員ごとに差が出ていることを板橋区として把握をしているか。またどのように改善していくのか見解をお伺いします。」

 

回答概要

「教育ICT化について、学校間や教員間で差が生じていることは認識している。ICT支援員の巡回、研修の充実、管理職への活用の意識づけ、指導員が学校に出向き支援するなどの取組を継続していく」

 


 

2(2)イベント申込のオンライン化について

区内実施のイベントの申し込み方法は各実施課によって、往復はがき、e-mail送付、電話受付など、ばらばらで、大変申込がしにくい状況となっていることをお伝えし、スマホからの申込フォームの運用に統一出来ないか、質問をしました。

 

質問

「子育て系のイベント申込をオンライン化によって統一していくことができないか、見解を伺います。」

 

回答概要

「オンライン化を推進するとともに、利用者の使い勝手に配慮したシステムの機能向上などについて検討をしていく」

 

以上

なかなか頂きたい答弁までたどりつけなかったり、問題提起するのみで終わってしまった質問もありましたが、

これをきっかけにして、区の担当の方々とも打合せを進めて改善に向けて注力していきます!!