2024年07月18日

板橋区の友好都市日光市へ木材の利活用について視察へ

昨日は、大森大議員と坂田れいこ議員と一緒に日光市へ視察へ伺いました。


板橋区内の小学校では6年生が日光移動教室へ行きます。

日光市には板橋区の森という森があることをご存知でしょうか。
この森と併せて、日光の木材を学ばせて頂くべく伺いました。
ちなみに、日光市は花粉症発症の地と言われているそうです🤣

視察先は、日光木材協同組合理事の田村材木店様。

https://www.tamura-zaimokuten.co.jp/cms/woodwork

創業100年、材木店のイメージアップや、新しいことにもチャレンジされている材木店さんです!
材木1枚で巣箱や、ゴム鉄砲が作れるようなキットも作られていて、子どもたちに木を身近に感じてもらえるように活動されています。

レクの後、工場内の見学もさせてもらいました。人口乾燥機

自然乾燥の様子も見れました。


樹齢80年ほどの材木を扱っているそうです。

板橋区と日光市(旧栗山村)は、都市と山林のふれあいを目指して1983年に「みどりと文化の交流協定」を提携しています。
現在は、板橋区立小中学校の校舎へ日光産木材が使用されています。

天井材などの化粧材としての利用が多いですが、改築などで木質感溢れる空間づくりに活用もされています。

日光の材木の特徴は3つあります。
①暑すぎず寒すぎず(雪が少ない)良質な杉材が取れる
②16箇所の材木店がそれぞれの専門分野に特化して協力する体制が整っている
③違法伐採ではない、環境に配慮した森林認証制度を日光市の林業事業者が全社取得している

環境に優しい、日本の中でもトップクラスの良質な材木ということです。

日光移動教室では、日光の材木に触れることはないのが現状ですが、せっかく友好都市ですし、木への価値が見直されている昨今、木工に触れる機会をつくれないものか区にも提案していきたいと思っています。
また更なる校舎などへの木材の利活用が出来ないか、確認していきます。

ご対応してくださった、栃木県環境森林事務所ご担当者様、田村材木店様、ありがとうございました!