2024年05月30日

つくば市へ特別支援教育の視察へ

先日は、岩永議員と一緒につくば市へ特別支援教育の視察へ伺いました。

元々、私のお知り合いの先生が、こちらの学校へ通級指導(板橋区のステップアップ教室)の担当をされていて、その授業風景を見てみたくて依頼をしました。
つくば市の特別支援教育についても担当課の方にご説明を頂きました。

つくば市の特徴としては、

特別支援学級が全学校にあり、板橋区にまだない情緒学級も全学校にあります。

 

通常級と支援学級との行き来も可能であることから、支援学級のハードルが低いように感じました。

それぞれに慣らし通級もあるので、自分がどちらの環境が合っているのか、確認をしながら進めることができます。

生徒さんにとって最適な環境で、学び続ける環境と支援が整っています。

LD(学習障害)についても、筑波大学とともに先進的な取り組みを行なっています。

・就学前健診の際の10文字読みチェック
・1、7年生のときに全員対象でスクリーニング検査(年3回)
を行います。
そこで何に苦手があるのかをかチェックし、各担任がその子どもにどんな支援が必要なのかを確認できるツールも整っているそうです。

板橋区との違いに驚いたことがたくさんありました。

 

また通級のLD支援のクラスを見学させてもらいました。
書字がしっかりできるように、先生自作の指先のトレーニングから始まって、

あいうえおの50音読や、覚えにくい漢字を、自分で分解して覚えるワークもしていました。

とてもきめ細かやかな指導をされていて、驚きました。

つくば市と板橋区では、教室数のゆとりも、先生の数のゆとりも違っていますが、何から先にできるかを考えて提案していきます。

最近、ステップアップ教室に通って、「落ち着いて話を聞けるようになった」「自分の気持ちを少しずつコントロールできるようになった」など経験された方のお話を聞く機会があり嬉しく思っています。板橋区の教育より良くしたいですね!

ご対応頂いた、先生方、つくば市職員の皆様ありがとうございました!