2025年05月14日

弱視学級の視察へ

5月13日はくまだ議員と一緒に練馬区立開進第三中学校へ弱視学級の視察へ伺いました。

様々な判断基準がありますが、メガネをかけて矯正視力が0.3未満の方が対象になります。眼鏡をかけても改善しない眼疾患の方もいます。

自分自身にあった支援・配慮を受けながら通常級に在籍する生徒が対象です。

高校では、弱視の通級指導はなくなるので、障害を自己受任しながら、どういう手助け・配慮があれば自立して社会で活動していけるのかを目標に掲げています。

また、目線が合いにくかったり、表情を読み取ることが視力的に苦手な生徒もいるので、コミュニケーションの方法を学んだりもするそうです。

 

印象的だったのは、「支援が手厚すぎると困る経験や支援をお願いする経験をしていないので、自ら練習や訓練をする機会がなくなってしまう。

社会に出た時に困らないように、失敗体験もして、乗り越え方学んで欲しい。」

という言葉でした。

練馬区では、弱視学級が小中学校に1校ずつ配置されています。

板橋区にはありませんが、板橋区の生徒が板橋区内の学校に在籍しながらでも、就学相談で弱視学級が適当と認められれば練馬区の学校へ通級することはできます。

しかし、板橋区に確認したところ、現在の運用は特別支援学校(盲学校)をおすすめしているとのこと。

一番近い盲学校は、護国寺にある筑波大学附属盲学校ですが、受験での入学になり倍率も高いです。

その他ですと葛飾盲学校になり、通学はなかなか難しい現状があります。

 

盲学校・弱視学級、それぞれ特色やカリキュラムも違ってくるので、生徒一人一人の特性や希望していることによっても適した環境はさまざまなのだそう。

まずは、板橋区の視力に課題がある子どもたちや保護者に選択肢として知ってもらいたいと思っています。

 

視察では、0.01の視力の体験や、単眼鏡の体験もさせてもらいました。

単眼鏡で字も見ながらノートに字を書くのはとても大変でした。

今はICT機器の活用も出来るようになり、黒板の写真を撮って拡大したり、音声読み上げ機能なども活用しているそうです。拡大版の教科書も出版社が用意するようになったとのこと。

 

一方で、高校の使用する教科書は、拡大版などもないので、自分から依頼をしていく必要があります。その自立した学びのためにも必要な学級なのだなと感じました。

 

我が家の末っ子3歳のも先天性の弱視で眼鏡をかけています。1歳1ヶ月の時にわかりました。現在は矯正視力で0.2です。

現在、3歳児健診では必ず視力の検査があります。

もし見えていなくてもその子どもにとってはその視野が当たり前なので、気付けないこともあります。

ですので、まずは3歳児健診で要検査になった方には、眼科医の受診をお願いします。視力の発達する幼児期に適切な治療を行うことで、視力が回復することも多いです。

私もまだまだ勉強が必要ですが、早期の治療で改善できる方にはその治療を、治療での改善が難しい方には、自立した生活ができるように力を育む支援と環境を整えられるように働きかけていきたいと思っています。

視察をお受けいただいた、練馬区の皆様ありがとうございました。

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