土曜は、区民の皆さんと「朝の校庭開放」についての意見交換会を実施しました。
同じテーマで2回目の開催です。
今回は3名の方と一緒にあっという間の1時間半でした。(盛り上がって30分延長!)
参加者の方は、全員同世代で子育て支援をされている方、保護者の方、現役の先生と
様々な視点を教えて頂きながら話しました。
座談会の前段として、私の一般質問の内容や、視察させて頂いた事例(三鷹市、区立舟渡小)
の共有をして、スタートしました。
ハードルやリスクは様々あるけれど、子どもが管理されないで自由に遊べる時間と場所は本当に少なくなっているので、そういった意味で「朝」の「校庭」は本当に貴重で、実現できる学校が1つでも増えてほしい。
というお話を皆さんに頂きました。
3つの視点
・自由に、朝遊ぶことの意義
・朝の居場所の確保(親が先に家を出ないといけないなど)
・家庭以外の居場所の確保(子どもが家庭環境により落ち着けないなど)
からメリットとリスクについても意見交換をしました。
意見内容の一例としては
・チャレンジする校長と、現状維持の校長が存在すると、学校差の不平等感がある。校長の権限がそんなにあることを知らなかった
・登校班があると小1の親としては安心だけど、校庭開放をするなら登校班を無くさないといけない、無くすことにもハードルがあるケースもある
・スクールゾーンの見守りも時間が長くなる懸念がある
・雨天時の中止の判断は誰が行うのか、伝達方法は(判断基準わかりにくい)
・外遊びが苦手な子も一定数いるので、室内で自由に過ごせる環境も必要なのでは(管理の問題も出てくる)
・昇降口を何時に開けるのかによっても、8時15分よりも前に教室に入った場合の事故リスクがある
・15年ほど前と今とで、安全管理やリスク管理のハードルがとても上がっている。リスクを考えすぎると子どもの機会がどんどん無くなってしまう。まずがやってみることも大切では。
・シルバー人材の方に依頼するのも良いけれど、授業前の大学生を巻き込んでも良いのでは。
・PTAやオヤジ会などと連携して進めていきたい。
本当に様々な視点を教えて頂いた学び深い時間となりました。
私も今後の都、国の動きも注視しながら、板橋区に引き続き提案をしていきます。
ぜひ皆さんからのご意見もお待ちしています!
Copyright (c) 大野ゆか. All rights reserved.