最近、「学校内の居場所」についてのご相談をいただくことがとても増えています。

(写真は上板橋第二小学校の居場所です)
教室は、大人が想像する以上に刺激の多い場所です。
「静かな場所で過ごしたい」
「自分のペースで学びたい」
「今日は教室に入るのが少しつらい」
子どもたちが学校で抱えている課題は、一人ひとり違います。
だからこそ、教室以外にも安心して過ごせる場所があることは、子どもたちにとって大きな支えになります。
今回は、板橋区の学校内の居場所が現在どのような状況になっているのか、分かりやすくまとめたいと思います。
板橋区では、小・中学校すべてに学校内の居場所が整備されています。
中学校の状況
中学校では居場所への人的配置が完了しており、必要な子どもが安心して過ごせる環境づくりが進んでいます。
2つの仕組みです。
①学校における居場所推進事業
16校で事業者が入って、居場所の運営がされています。専門的なスキルを持った方も職員として配置されています。
以前の視察ブログはこちらから
https://note.com/o_enlabo2020/n/n1ed7daaf9bc6
②学校と家庭の連携推進事業
6校では事業者ではなく地域の方々によって居場所が運営されています。
・板橋第一中
・板橋第二中
・板橋第三中
・志村第五中
・上板橋第二中
・上板橋第三中
小学校の状況
一方、小学校では、学校内の居場所はあるものの、人が常駐している学校とそうでない学校があります。
人が配置されている小学校の居場所は2つの仕組み
① あいキッズを活用した「不登校児等の居場所」
今年度から始まった新しい取り組みです。
あいキッズの5年ごとの更新に合わせて導入されるため、毎年10校程度のペースで拡大していく予定です。
令和8年度は10校で実施されています。

令和9年度も10校程度へ拡大する予定となっています。
(※更新スケジュールは下記をご覧ください。)

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoikuiinkai/houkago/1062775/index.html
② 学校と家庭の連携推進事業
もう一つが「学校と家庭の連携推進事業」です。
支援員が学校に配置され、必要に応じて家庭への迎えや、学校内の居場所で子どもたちを見守るなど、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。
この事業は令和8年度から始まり、現在19校で実施されています。
保護者の方からも、
「安心して学校へ行けるようになった」
「子どもに寄り添ってもらえて助かる」
という声をいただいています。
また、学校現場からも、
「先生だけでは難しい部分を支えてもらえている」
という声を伺っており、とても大切な役割を担っています。
まだ人的配置がない学校もあります
板橋区の小学校は全部で51校あります。
現在、
合わせて29校では、人が配置された学校内の居場所があります。
一方で、残る22校では、まだ人的配置が行われていません。
そのため最近は、その学校に通う保護者の方から、
「うちの学校にも早く支援員を配置してほしい」
「地域で支える方法はないのでしょうか」
といったご相談をいただく機会が増えています。
子どもにとっての1年は、とても大切な時間
大人にとっての1年は短く感じるかもしれません。
しかし、子どもにとっての1年は、かけがえのない大切な時間です。
だからこそ、安心して過ごせる学校内の居場所や、それを支える見守り体制が一日でも早く整うことが大切だと考えています。
現状のまとめ

私も引き続き現場の声を伺いながら、一日でも早く必要な学校に人的配置が進むよう、板橋区へ提案を続けていきます。
※お子さんの学校の状況について知りたい方や、ご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。分かる範囲で現在の配置状況などもお伝えします。
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