2026年06月05日

「令和5年度|子育て当事者として感じた違和感を議会へ」⑤

初めての総括質問で取り上げた「子どもの夏の遊び」と「発達支援」

議員になって半年。

初めての決算総括質問では、区民の方からいただいた声や、子育て中の友人たちとの会話の中で感じた課題をもとに質問しました。

大きく取り上げたのは、3つのテーマです。

 

ひとつ目は、こどもの池の運営について

我が家の子どもたちは水遊びが大好きで、毎年こどもの池のオープンを楽しみにしていました。

しかし近年は、暑さ指数の影響で中止になる日が多く、実際に利用できる日がとても少なくなっていました。

そこで、過去10年の利用者数や開催日数を調べ、グラフにして議会で示しました。

平成24年には約7万4,000人以上が利用していたこどもの池が、令和5年には約5,800人まで減少。

開催日数も大きく減っていることが分かりました。

もちろん、子どもや見守りをしてくださる方々の安全を守ることは何より大切です。

一方で、子どもたちは暑い日でも水遊びをしたい。

 

だからこそ、他自治体の運用も調べながら、

・数時間だけでも開設できる運用にできないか
・暑さ指数の確認方法を工夫できないか
・民間委託など新たな運営方法を検討できないか

と提案しました。

区からは、足立区の方式も参考にしながら、開設情報の提供方法や連絡体制を研究し、東板橋公園の水遊び施設については利用期間拡大を試行するとの答弁がありました。

一昨年からは子どもの池は9時から11時、11時から13時までの二部制になり

前半は実施できる日が大幅に増えました!

 

ふたつ目は、発達が気になる子どもと保護者への支援です。

発達が気になるお子さんを育てる保護者の方から、

「どう関わればよいか分からない」

「相談先につながりにくい」

「同じ立場の人と話したい」

という声を聞いていました。

そこで、かつて健康福祉センターで行われていた「あそびの会」や、現在児童館で行われている「おやこっこ」の役割について質問しました。

児童館で気軽に参加できる場があることは大切です。

一方で、健康福祉センターのように、保健師や心理士と継続的につながれる場の必要性も感じています。

また、親の会の紹介や運営支援についても質問しました。

区からは、既存の親の会と連携し、当事者家族とつなげるなど、孤立解消に向けた取組を進めるとの答弁がありました。

 

三つ目は、学校現場での合理的配慮と支援人材についてです。

学習面や行動面で困難を抱える子どもたちが、通常級の中にも多くいます。

しかし、保護者が合理的配慮をお願いしても、学校や先生によって対応に差があるという声もありました。

そこで、板橋区内で実際に行われた合理的配慮の事例を分かりやすく紹介してほしいと提案しました。

また、担任の先生だけに負担が集中しないよう、特別支援学校のセンター的機能の活用や、学力向上専門員・学校生活支援員などの配置についても質問しました。

さらに、あいキッズで発達が気になる子どもを受け入れる際の専門家によるフォロー体制についても確認しました。

区からは、臨床心理士などによる巡回指導や、外部専門家による研修を実施しているとの答弁がありました。

振り返ると、初めての総括質問では、

「子どもの遊び」
「発達支援」
「学校現場の支援」
「保護者の孤立」

という、今も大切にしているテーマを取り上げていました。

子どもが安心して遊べること。

保護者が一人で悩まないこと。

先生だけに負担を背負わせないこと。

そして、支援が必要な子どもに必要な支援が届くこと。

このときの質問は、今の私の活動につながる大切な原点の一つです。

過去の記事

カテゴリ