2026年06月05日

「令和5年度|子育て当事者として感じた違和感を議会へ」②

「ランドセルが重い」から始まった学校ICTへの問題提起

議員1年目の一般質問で取り上げたテーマの一つが、「ランドセルの重さ問題」でした。

当時、小学1年生だった息子が学校からタブレット端末を持ち帰るようになりました。

ランドセルに教科書やノートを入れ、水筒を持ち、さらにタブレットも入れる。

毎日のように

「重い」

と言いながら帰ってくる姿を見ていました。

実際に量ってみると約4キロ。

大人から見るとそれほど重く感じないかもしれませんが、小学1年生の小さな体には大きな負担です。

保護者の方からも、

「ランドセルが重すぎる」

「転んでしまった」

「体への影響が心配」

という声が届いていました。

そこで議会では、通学かばんはランドセルだけではなくリュックも選択できることをもっと早い段階で周知してほしいと提案しました。

 

当時は、

「ランドセルが当たり前」

という雰囲気が強くありましたが、教育委員会からは、

「リュック等の使用も可能であり、保護者の判断に委ねている」

という答弁がありました。

また、新入学案内などを活用した周知についても検討するとの回答をいただきました。

 

今ではランドセルだけではなく、ランリュックなどを選ぶご家庭も少しずつ増えてきています。

 

そしてこの質問をきっかけに、私は学校でのICT活用そのものにも関心を持つようになりました。

当時から保護者の皆さんに話を聞いていると、

学校によってタブレットの活用方法に大きな差があることが見えてきました。

よく使っている学校もあれば、

ほとんど使わないのに毎日持ち帰っている学校もある。

 

保護者への連絡方法も学校ごとに異なり、

紙、メール、タブレット、アプリが混在している状況でした。

 

そこで議会では、

「学校間・教員間でICT活用に差があるのではないか」

と質問しました。

 

教育委員会からは、

「学校間や教員間で差が生じていることは認識している」

という答弁がありました。

 

今振り返ると、この質問はその後のランドセル問題やタブレット活用の議論につながる出発点だったと思います。

そして令和6年度、令和7年度には、

・低学年のタブレット持ち帰り
・学校保管
・学校充電
・学年別活用指針

について、さらに詳しく調査しながら提案を続けていくことになります。

ICTは子どもたちの学びの可能性を広げる大切な道具です。

だからこそ、

「導入すること」

が目的ではなく、

「子どもたちの学びに本当に役立つこと」

を大切にしながら、これからも現場の声を届けていきたいと思います。

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