4月16日は、閉会中の文教児童委員会が開催されました。
年に4回の定例会とは別に開かれる委員会で、
議案や陳情の審査ではなく、担当課からの報告が中心となります。
今回は特に
✔ 自閉症・情緒障がい特別支援学級(情緒学級)の設置
✔ 教育計画におけるイエナプランの表記の変更
この2点が大きなテーマでした。
今回は【情緒学級】についてご報告します👇
(写真は以前に視察した豊島区の情緒学級の教室の様子です)



情緒学級とは、
知的な遅れのない子どもたちが、障がいによる学習や生活の困難を乗り越えるための「固定学級」です。
対象は文部科学省の基準で定められており、
自閉症や選択性かん黙などの診断を受けている子どもたちです。
現在、23区では12区が設置しています。
私自身も、議員になる前から、
そして議員になってからも、
多くの保護者の方から設置のご要望をいただいてきました。
板橋区では現在、
「特別支援教室(ステップアップ教室)」を全校に設置していますが、
今回、情緒学級については
👉 令和10年4月の開校を目指す
という方針が示されました。
「もっと早くできないのか」とも感じ質問しましたが、
人材確保や環境整備を考えると、現実的にはこのスケジュールとのことです。
当初の受け入れは最大24人
(1学級8人 × 3学級)
一方で、区内のステップアップ教室在籍は約750人、
そのうち対象となる特性のある子どもは約400人とのこと。
この人数から見ると圧倒的に足りない印象を持ちます。
一方で
全員が固定級が適しているわけではなく、
通級(ステップアップ)での学びが合う子も多いと考えられています。
まずは1校からスタートし、
今後は
・小学校2校
・中学校1校
を目安に整備していく方針です。
近隣区の状況は👇
・豊島区:小2校・中1校
・北区:計4校(小1校・中1校・義務教育学校2校)
ちなみに世田谷区では10校と拡充を続けている自治体もあります
先進自治体の状況は細かく知る必要があると思っています。
情緒学級の設置は「分けるため」ではなく、
通常学級や通級と組み合わせたインクルーシブな環境づくりも目的とされているとのこと。
まだ検討は始まったばかりで、人材育成や入級基準などはこれからの課題です。
令和9年6月の委員会では、もう少し具体的な内容が示される予定です。
情緒学級を作れば解決、という話ではありません。
大切なのは、
子ども一人ひとりに合った学びの環境をどう整えるか。
引き続き、現場の声を大切にしながら、
しっかり見ていきたいと思います。
次回は【イエナプラン】についてご報告します📘
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