2026年02月20日

第一回定例会で一般質問しました。

2月13日に「教育費の負担軽減と、物を大切にし循環させる仕組みづくり」について一般質問を行いました。

物価高が続く中、標準服や学用品など入学時の負担は決して小さくありません。

無償化という手法だけでなく、「何を個人負担とし、何を共用・循環させていくのか」という視点から、

板橋区の考えを問いました。

 

Q1 標準服は「義務ではない」ことを、どう周知しているか

標準服の着用が義務ではないことについて、現在各学校でどのように周知しているのか。

また、入学説明会で保護者に対して明確に説明・アナウンスされたのか。

答弁

  • 陳情採択を受け、校長会で周知し学校に対応を依頼。
  • 区立中学校の全生徒と小6児童および保護者に、通知文を配布して周知。
  • 入学説明会(概ね9月・2月)の機会に、新入生保護者へ説明を実施。
  • 今後も、家庭が事情に応じて主体的に選択できるよう、情報発信を継続し学校を支援する。

Q2 入学準備にかかる保護者負担をどう認識しているか

標準服・体操服・通学かばん等で入学時の準備が「10万円近い」との声もある。

区として、この負担の現状をどう認識しているか。

答弁

  • 入学に必要な物品は多岐にわたり、支援を求める声があることは認識している。
  • 経済的理由で就学困難な家庭には就学援助を実施している。
  • 金額は適宜見直し、過度な負担とならないよう努めている。
  • 他自治体で学用品等の支援が始まっており、実施状況や効果を研究している。

Q3 体操着・上履き等の「指定」のあり方を、区内全体で整理する考えはあるか

学校ごとに指定品・市販品の扱いが異なり、価格差(1.5倍程度)で負担差が生まれている。

中学校でも刺繍義務や学年色分け等で引き継ぎが難しいとの声がある。

特定製品を示す場合でも、購入は保護者の選択に委ねる方向で、区内全体として整理・検討する考えはあるか。

答弁

  • 体操着・上履き等の指定や購入の在り方は、児童生徒や地域の実態・ニーズに応じて各校で工夫している。
  • 教育委員会としては、統一方針で一律に対応するより、児童生徒が主体的に参画する「ルールメーキング」が重要と認識。
  • 今後もルールメーキングに基づく実践を通じ、児童生徒・保護者・地域の主体的取組を支援する。

Q4 学用品の「備品化・共用品化」を検討する考えはあるか

鍵盤ハーモニカ、絵の具、習字・裁縫セット等は家庭購入が前提。

国の骨太方針(令和7年6月)でも「学用品の学校備品化の取組周知推進」とある。

板橋区として、学用品の個人購入/学校備品の整理をどう考え、備品化・共用品化を検討する考えはあるか。

答弁(A4)

  • 学用品の備品化で負担軽減を進める自治体があることは認識している。
  • 先行事例を参考に、備品化の品目や効果を研究する。
  • まずは各学校での学用品等の調達状況を把握していく。
  • 備品化は購入費だけでなく補修費も発生し多額になるため、実施の可能性を慎重に検討する。

Q5 リユースや備品化を学校が進める際、区として支援する考えはあるか

標準服リユースや学用品備品化を進めると、保管場所確保・修理・管理など学校現場の負担増も想定される。

学校の自主性に任せるだけでなく、区として保管場所や修理管理等を含め支援する考えはあるか。

答弁(A5)

  • 区内でも保護者や地域による標準服等のリユースの循環があることは承知している。
  • 物を大切に使い次につなぐ考え方は、子どもにとって必要な価値観と捉えている。
  • 循環の仕組みづくりには、保護者・地域の取組が重要。
  • 学校から保管場所等の相談があった場合には、支援を行う考えである。

Q6 子ども用自転車・三輪車の回収・再利用の仕組みを検討するか

粗大ごみ実績(令和6年度):16インチ未満の自転車1,228台、三輪車564台。

現状は破砕処理されている。浦安市では回収・点検・再利用の仕組みがある。

板橋区として、子ども用自転車等の回収・再利用の仕組みを検討する考えはあるか。

 

答弁(A6)

  • リサイクルプラザの子ども服・おもちゃ交換会は好評。
  • 一方、自転車・三輪車のリユースは、安全点検、整備・修理、保管場所等の課題整理が必要。
  • 今後、区のリユース事業充実を検討する中で、子ども用自転車等も含め、品目や実施方法の情報収集に努める。

(質問の趣旨)

標準服・学用品・子ども用自転車に共通するのは、

負担軽減と、物を大切にし次へつなぐ価値を子どもが実体験として学べる環境づくりです。

無償化も重要ですが、共用・リユースが当たり前になる仕組みを区全体で進めることを求めました。