12月9日、同会派の井上温子さんとともに、
上板橋第四小学校に設置されている「あいキッズ」を視察しました。

板橋区が行った子どもアンケートでは満足度が最も高く、
また利用が減りがちな高学年の子どもたちの参加が非常に多いことから、
どのような運営やプログラムが行われているのか興味を持ち、訪問させていただきました。
全校生徒377人のうち、366人が登録。
毎日140〜160人が利用しているとのことです。

◆ 放課後NPOアフタースクールが運営
上板橋第四小のあいキッズは、
全国で放課後支援を展開する「放課後NPOアフタースクール」が担当しています。
理念は
「放課後をゴールデンタイムに」
「地域の大人が子どもを育てる社会をつくる」。
地域の専門家、大学生、企業などと連携し、
子どもたちの“好き”や“得意”を育てる多様なプログラムを提供しています。
定期プログラム
縄跳びの体育プログラムを視察しましたが、
外部講師の丁寧な指導のもと、子どもたちが楽しそうに活動していました。
無料で学校内で習い事ができる環境は、体験格差が広がる近年において非常に重要です。
公平性を保つため学期ごとの入れ替え制となっています。
◆ 地域ボランティアや子ども主体の部活動も
地域の方による
・ボードゲーム
・おはなし会
などの定期プログラム、
また単発のスペシャルプログラムとして
・ダブルタッチ
・マジック
・体づくり教室
なども行われています。
さらに、子どもたち自身が企画して運営する「部活動」も活発で、
ぬいぬい(裁縫)部、トレカ部、バレーボール部が活動中です。
◆ 落ち着ける環境づくりの工夫
利用人数は多いものの、騒がしい印象が少なかったのは、
多様な部屋を使い分けているからです。

さらに、イヤマフや落ち着きグッズも充実しており、
どんな子でも安心して過ごせる環境が整っています。

◆ 子ども主体の運営が根づいている
日常的に、子ども自身が「やりたいこと」を企画し、
スタッフは可能な限りサポートに徹するとのこと。
自分の思いを伝え、仲間を集め、実際に形にする。
こうした成功体験は、子どもにとって大きな財産になります。
毎日何かしらの活動があり、
“出てもいいし、出なくてもいい”。
とても自由で居心地のよい放課後が広がっていました。
◆ 地域連携によって広がる放課後の可能性
地域とのつながりづくりは手間のかかる取り組みですが、
スタッフの皆さんが積極的に情報を集め、
面白い企画を次々と生み出しているのが印象的でした。
このノウハウが区内他校にも広がることは、
子どもたちの体験格差の解消に大きく寄与するはずです。
今後も引き続き提案していきたいと思います。
視察を受け入れてくださった放課後NPOアフタースクールの皆さまに感謝いたします。
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